スタッフブログ

木材のこと

家づくりにおいて、最も重要なポイントである木材。
多くのお客様が『無垢材』を選んで下さいます。その中で、代表的な木材をいくつかご紹介します。

『無垢とは』
「木」本来の質感、風合いという面で魅力があり、化学物質を含まない自然素材です。湿気の多い日は水分を吸収し、乾燥している日は水分を放出して湿度を一定に保とうとするため、『縮む』『膨らむ』という性質があります。また、優れた断熱性があり、周囲の温度に影響されにくいため夏は涼しく、冬は暖かい環境にしてくれます。

「杉」
・ポピュラーで、人気があります。柔らかく温かみのある材料で、フローリング、天井板、和室など、主に内材料として使用されています。

11 (31) - コピー 滝邸 009

「楢(なら)」
固く、高級な家具の材料としても使われています。くすんだ色合いで、床材に用いると、落ち着きのあるお部屋の印象になります。傷がつきにくく、椅子の引きづった後なんかもつきません。それくらい固いです!

DSCN3875 5

「檜(ヒノキ)」
水に強く、光沢があります。有名なのが檜風呂。その名のごとくお風呂に用いられる木なので、水に強いのが一番の特徴です。また、木の香りが強いので、玄関などに使用すると高級感がupするのではないでしょうか。

IMG_0986

「レッドシダー(米杉)」
耐久性があり、腐りにくいのが特徴です。色の濃淡がありますが、それが自然素材らしい温かさを演出してくれます。外壁材、内装材は勿論ですが、天然の防腐剤として、衣類ダンスに置く活用方法もあります。

・海外で屋根用として使われているものを外壁材として貼りました。

13-3  20 (8)

・現在進行中のお家。外壁材を一面に使用しました。

7 (9)

・こちらは内装材を使用しました。光の相性も良く、相や色の濃淡が優しい印象に。

16-28 16-451

今回例に挙げたのは一部です。他にもたくさんの種類があるんですよ。
私の家は、3年前に32年の家をリフォームして住んでいます。湿気が気になって床が曲がるのを気にしていましたが、全く問題ありませんでした。無垢材特有の水分を含んで『縮む』性質のおかげでしょうか。
ダイニングの床材は無垢の楓(メープル)を使用。3年前と比べると、つやが出て、住み始めたころよりも好きです。色といい触った感じとか。日に焼けてますますいい床になるんですよね。
無垢材は、合板のフロアー(アパートなどによく使われている床)に比べると味が出るんですよ。そんな楽しみ方ができる木材だと思います。
岩本工務店にはいろんな種類の木材サンプルがあります。ですが、サンプルを見ても小さいので現実味がいまいち分かりません。お友達の家に行って、「この床材は何?使っていてどう?」など聞いてみてはどうでしょうか?やっぱり使っている人の話を聞くのが一番現実味が湧いて、想像しやすいですよね。そして、岩本工務店の「家覧会」に是非とも足を運んでくださいませ。現場の大工がお話します。

 

あなたに合う「木」に出会えますように。

岩本

お問い合わせ・ご相談

TEL.0770-56-1768受付時間 9:00~18:00
(定休日:日曜日)